札幌ラーメンの礎を築いたといえる一杯が食べたくなり「さっぽろ純連(じゅんれん) 札幌店」へ。
前回の訪問が約20年ほど前のことで、記録が残っていない位に前のことで住所がうろ覚えで、最終的にはGoogle先生にナビをしてもらいました汗
ランチには少し遅めの14時頃に店舗到着。
店舗前に7台もの駐車スペースがあり、道路を挟んだ側の第3駐車場が8台分。
平岸整形外科の裏側に第2駐車場もあり、車で通いやすいのが嬉しいです。
さっぽろ純連さんもイマドキなスタイルで券売機が導入されています。
しかも、それぞれのメニューが合わせているのでボタンが大量。
らーめんの基本味は「みそ」「辛みそ」「正油」「しお」の4種類。
こちらをベースに「大盛」「味玉」「チャーシュー」などをトッピングする事ができます。
今回はTHE札幌の代名詞「みそラーメン」820円を注文。
店内は広々としていて、カウンターで9席。
団体用に大きめなテーブルが2つ用意されています。
待合スペースにも座席が用意されているので、立って待たなくても良いのがありがたい。
券売機で購入した食券は、スタッフさんがテキパキと回収して、座席に案内されます。
テーブルの下に荷物置きがあるので、カバンなどを置くことができます。
卓上調味料には、一味唐辛子と胡椒があります。
ご飯物とセットになったお得なメニューもあるようです。
ラーメンの提供待ちが同時くらいに入店した2名だけだったので、早々を約5分で着丼。
ラードの油膜の厚さが、スープの熱さを想像させるインパクトのあるビジュアルです。
豚をやや白湯ぎみに、鶏、野菜、昆布、節系など、厚みのある出汁。
味噌ダレは塩分の角が少なく、風味が良い感じ。
スパイシーさもあり、後味にニンニクや生姜が余韻を作ります。
たぶん、前回訪問した時は10年以上になりますが、その時は塩っ辛くて全然スープが飲めなかった記憶があります。
その時よりもかなり塩梅が抑えられていて、味わいやすいスープに感じます。
ただ、ラードの効果があり、札幌市内でも最も熱いスープだと思います。
いきなり口に含むと高確率で口腔内を火傷しますので、要注意しましょう。
気をつけて食べたにも関わらず、軽く火傷しました。
麺は森住製麺の中太縮れ麺で、THE札幌的なプリシコ食感。
熱々のスープに負けずに、最後までダレないのがすごい。
また、濃厚なスープを程よく纏って、一体感が感じられる麺です。
チャーシューは、薄切りの細切れカット。
味付けは控えめで肉味重視な感じ。
ラーメンにチャーシューは無くてもいい派なんですが、カットしないほうが食べごたえがあるかな。
メンマは柔らか仕上げで、優しい味付け。
挽肉とともに炒められた、もやしと玉ねぎはクッタクタな仕上がり。
この柔らか仕上げの炒め野菜をみると、純すみらしさを感じます。
ネギはシャキッと固めで瑞々しい。
食べ進めて程よく温度が下がると、スープがより味わい深くなります。
塩梅が抑えられたといっても、塩分濃度は高めなので、さすがにスープは残させていただきました。
久々の札幌名店の一杯、美味しかった(^^)