月曜はいつもは本業2の昼仕事で出勤があるんですが、本業1が激務になってきたのでこの日は自宅勤務です。
朝起きたまま黙々と仕事をこなして、昼過ぎに初食事。
年中、辛いものは好きなんですが、最近はストレスのせいか特に拍車がかかっています。
ランチを普通に食べることができるチャンスが少ないので、散歩も兼ねてカレーでも食べようと思い、札幌中央卸売市場場外市場へ向かいます。
中央卸売市場は、いつもはバスが何台も停まっていて観光客で賑わっているんですが、ほとんど歩いてる人がいません。。
普通に戻るのはいつになるのか。
そんな事を考えながら、倉庫カリーに到着。
いざ入店と思ったら、なんとCLOSEDの文字が燦々と輝いています。
何のことはなく普通に月曜が定休日でした。飲食店の定休日をなかなか覚えられないポンコツ脳。田中みな実はあるようです。どなたかは存じませんが。
そして、お隣のあらとんも定休日。
一瞬、途方に暮れましたが、場外市場でブックマークしていたお店、定食 めし屋を訪問してきました。
定食 めし屋@札幌市中央区
定食 めし屋は札幌中央卸売市場場外市場の中に店舗があります。
店舗へは12:40頃の到着。
前客は1名様が食事中。
威勢のよい店主さんとテキパキな店員さんに迎えられ、一人ですが4人がけのテーブル席に案内してもらいました。
店内は昔ながらの定食屋さんというスタイル。
マンガや雑誌がしっかりと完備されています。
定食 めし屋で塩ラーメン
テーブルにメニューがないので、厨房上のメニューを遠目で確認。
といっても食べるメニューは決めていて、人気があるという塩ラーメン 800円を注文です。
店員さんから「昼時はライスをサービスしてるけどどうしますか?」との話がありましたが、食べ切れる自信がなかったので、ありがたくお断りしました。
すると店主さんから「うちのラーメンのスープは、他とは違うんだよ。他のラーメン店でもホタテ出汁を真似してるところがあるんだけど、ホタテの出汁を使ってるのはうちが元祖でさ。」「スープに甘味があって、最後にご飯をいれて雑炊にすると合うんだよ。それでもご飯いらないかい?」という感じで〆の雑炊を猛アピールして頂いて、せっかくなので、小ライス 小盛りでお願いしました。
話好きな店主さんのようで、ご飯に使っている米やチャーシューの豚の話。住んでいる場所や仕事の話。某コ○ナの影響など、話がどんどん展開されていきます。
塩ラーメンが着丼
そんな途切れない会話をやり取りしながら、約5分ほどで塩ラーメンとご飯が着丼。
半透明な黄金色のスープにシンプルな具材が配置されたオーソドックスなビジュアル。
優しい魚介類の香りが食欲をそそります。
ご飯も程よい量です。
塩ラーメンのスープ
まずはスープを一口。
出汁は魚介を中心に大量のホタテの貝柱を使っているとのこと。
「うちがホタテ出汁の元祖で真似してる店もあるけど、うちは使ってるホタテの量が違うから。」と店主さんが説明してくれます。
濃厚ではなくあっさりと優しめな味わいですが、ホタテのクリアな旨味が抽出されていて、じわっと口の中にホタテが広がる味わい深いスープです。
塩味もジャストな塩梅。
道産のハーブ豚からとったというラードも味わいにコクをプラス。
後味にはバターのような余韻も感じます。
塩ラーメンの麺
麺はカネジン食品の中太縮れ麺。
麺線が短めで、するっとすすりやすいタイプ。
噛みごたえはプリシコで、札幌でも定番の麺。
過水率が高めで力強い感じがしたので、あっさりな塩にはもう少し細めでも合いそう。
塩ラーメンの具材
具材は道産ハーブ豚を使用したチャーシュー。
程よい味付けで肉味も堪能できる旨いヤツ。
脂身もほんのりと甘い。
ほうれん草はシンプルに茹でたタイプ。ネギは細身のカット。
メンマはほとんど塩気がなく、サクッとした食感のタイプ。
〆の雑炊
ご飯はななつほしを使用しているとの事です。
そのご飯をそのままスープに投入して雑炊の完成。
確かに麺を食べているときとは、スープの味わいがちょっと変わった感じがします。
ご飯と一緒に食べると、ほんのりとしたホタテの甘さが強調されているような印象。
定食 めし屋で塩ラーメンを食べた感想
魚介や大量のホタテの貝柱の出汁。塩梅抑えめでホタテの旨味を堪能できるあっさりスープ。
優しいですが深いコクもあって美味しい。
中太縮れ麺はプリシコでやや強めの麺。
残ったスープにご飯を入れて雑炊して食べるのがおすすめとの事。
美味しかった( ゚∀ ゚)
結局、一滴残らず頂いてしまいました。
「今日は油淋鶏だけど、日替わりの定食も食べに来て!」と、3回ほど定食をプッシュされながら退店しました笑