らーめん寅乃虎@南5西24 一ノ寅（こってり）

最近、辛いものが無性に食べたくなり、ラーメンでは唐辛子、花椒、山椒、豆板醤など各種スパイスが効いた一杯を食べ歩いていました。

2019年12月24日 発売の週刊誌サンデー毎日にて「激辛ブームと景気の意外な関係」という内容の記事があったんですが、その内容によると人が激辛を欲する理由は、
「不景気＝ストレスが溜まる＝みんな辛いもの食べてストレス発散したい＝激辛ブーム」とのことで、ストレスが原因との事でした。
どうやらいつの間にかストレスを溜めてしまっていたのかも知れません。ちなみに現在は第4次激辛ブームのようです。

辛いものを食べてストレスが発散されるなら、辛いラーメンを食べるのが得策ということで、2020年3月4日に移転オープンした「らーめん寅乃虎」を訪問してきました。

らーめん寅乃虎@札幌市中央区南5条西24丁目

らーめん寅乃虎は、2020年2月23日に一旦閉店して、以前の店舗から約30ｍほど東の路地へ進んだ場所に移転となりました。

引用元：公式Facebook

前店舗の横の細い路地を、轍にはまらないように慎重に移動して13:10頃に店舗に到着。
店舗前に2台用意されている駐車場がタイミングよく空いたので無事に停車。

新店舗はめっちゃ鉄板なビジュアル。
どういう意図があるのか素人には分かりませんが、太陽の日差しが反射したら目が焼かれそうなくらいにピカピカ。

2階建てということは店舗件自宅なのでしょうか。
色々と意外な店舗でした。

2枚のドアをくぐった左手に券売機が用意されています。
メニューを確認するとラーメンの種類は変わっていないようですが、移転とともに50円ほど値上がりしたようです。
また、ツイッターのフォロワーさんからの情報だと、缶ビールがメニュー落ちしている模様。

らーめん寅乃虎で一ノ寅（こってり）中辛

前回の寅乃虎訪問が2019年3月9日と約1年ぶりの訪問だったのでTOPメニューである、一ノ寅（こってり）850円を購入して中辛でオーダー。
トッピングでチャーシュー 100円を購入。
そしてランチタイムサービスの小ライスもオーダー。

店内はコの字のカウンターで13人ほどが座れるようになっていて、以前あったテーブル席はなくなっていました。
カウンターでは9名ほどが着席していて、半数が食事中。
厨房ではいつもの店主さんが腕をふるっています。

店内には中待ち用の座席も用意されていました。

一ノ寅（こってり）中辛が着丼

出待ち4人ほどあっての配膳で、約10分ほどで一ノ寅（こってり）と小ライスが着丼。

移転前と変わらず、表面が泡立ち濃厚さを醸し出しているスープに具材が丁寧にセッティングされた重厚感のあるビジュアル。
シャープで香ばしいスパイスの刺激が食欲をそそります。

一ノ寅（こってり）中辛のスープ

まずはスープを一口。

豚骨をベースに煮干しや昆布などの和出汁、そこに複数のスパイスが加えられた旨々なスパイシースープ。
表面に浮いた油分からもスパイシーな風味を感じます。
また、胡麻や焦がしネギ、玉ねぎの甘味など重層的な味わい。
出汁の深み、スパイスの厚みがあり、飲めば飲むほどに奥行きがあってとても美味。
中辛は個人的には多少ヒリヒリとした辛味。
辛さを味わうなら特辛の方が良いかもです。
1年ぶりに味わいましたが、やや塩味が強かった印象。

一ノ寅（こってり）の麺

使われている麺は森住製麺の中太縮れ麺。
加水率高めでやや硬めの茹で加減。
プリシコな食感のTHE札幌麺で、コシがあって噛みごたえも十分。
麺線が短めですが、スパイス強めのスープには程よい長さなのかも知れません。
啜り方を一歩間違えると、辛味が器官に入って大変な事になりますし。関係ないと思いますが汗

一ノ寅（こってり）の具材

具材は表面がカリっと固めに炙られたチャーシュー。
適度な正油系の味付けで、ホロホロな柔らかさ。
やや脂身が多いですが、好きなタイプのチャーシュー。

チャーシューは濃いめの味付けなので、ライスの上にのせてご飯と一緒に食べると旨々。

キクラゲはコリッコリな食感。

ネギは長めのカットでシャクッとした食感で、青々しい風味。

細めのメンマは柔らかめですが、しっかりな味付け。

ゆで卵はシンプルなタイプで、スパイシーな辛味に支配された味覚をリセットしてくれます。

らーめん寅乃虎で一ノ寅（こってり）中辛を食べた感想

豚や節系の深みのある出汁にスパイスがガツンと効いた旨々スープ。
中太縮れ麺は硬めのプリシコ食感。
ホロッとしたチャーシューがライスによく合います。
とても美味しかった▽・ｗ・▽
久しぶりに一ノ寅（あっさり）も食べたいし、実はお気に入りの味噌らーめんも食べたい。

らーめん寅乃虎 店舗情報

らーめん寅乃虎 メニュー

●ラーメン
・一ノ虎（こってり）　850円
・ニノ虎（あっさり）　850円
ノーマル、中辛、特辛と調整が可能。超特辛のみ50円増。

・白正油らーめん 850円
・味噌らーめん 850円
・塩らーめん 850円

●サイドメニュー
・ライス小 100円
・ライス大 150円
・チャーシュー丼　300円（ランチタイム 250円）

●トッピング
・チャーシュー1枚　※1人1枚限定 100円
・麺大盛 100円

（※メニューは2020年3月4日現在のものです。）